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リクルート体験談:新卒で東香会へ、1年目保育士と2年目保育士それぞれのいま見ている風景

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2022/08/16

保育士を目指す人にとって、実際に就職すると自分がどのように成長できるかは気になるところだと思います。今回は東香会が運営する東京都町田市の成瀬くりの家保育園の新卒入職1年目(実際には働き始めて4ヶ月目)のゆかさんと2年目のさやさんにインタビューしました。

プロフィール
ゆかさん(写真左) 新卒入職1年目 23歳(取材時)
2022年4月に東香会に入職
成瀬くりの家保育園で1歳児クラスを担当

さやさん(写真右) 新卒入職2年目 24歳(取材時)
2021年4月に東香会に入職
成瀬くりの家保育園で1年目は4歳児クラスを担当、2年目の現在は0歳児クラスを担当

2001年に開園した成瀬くりの家保育園は、定員は0〜5歳児までの100名、東京都町田市の大きな住宅街の一角にあり、もともとは栗林だった土地なので「くりの家」と名付けられました。園ではミカンや柿などの果実や季節の野菜を育てていて、採れたてのものが給食やおやつにも登場します。こちらの動画でその様子をご紹介しています。


2人はそれぞれどのように東香会に入職しましたか?

さやさん:
転勤の多い家庭に育ち、岩手→東京→富山→長野→神奈川と引越しを重ねてきました。わたしが子どもの頃に通っていたのは東京・葛飾区の幼稚園でした。異年齢保育で兄弟姉妹のようにみんなが混ざって遊んでいたので、年下の子の面倒を見ることや、お兄さんお姉さんに頼ることもここで身につけました。保育活動も身体を動かすことが中心で、遊びの中に学びがある—そんな環境でした。みんなで尾瀬に遠足に行ったり、お母さんたち中心のバザーがあったり、コミュニティの輪が広くて活発でした。就職活動の時にその思い出の雰囲気と重なって東香会に興味を持ちました。

ゆかさん:
就職先を検討していた時、大学の資料の中に成瀬くりの家保育園の冊子を見つけました。町田が実家なので成瀬は近く、オンライン説明会と見学会に参加しました。

特に魅力的だったのが美味しそうな給食です!わたしが子どもの頃は給食センターからの配送でしたが、成瀬くりの家保育園では施設内のガラス張りのキッチンで、子どもたちの目の前で調理しています。温かく美味しい食事が食べられることは幸せですし、自分が働く楽しみにもなります。東香会ならではの「物語メニュー」という取り組みがあり、とても素敵だなと思っています。

※「物語メニュー」についてはこちらの記事をご覧ください。

入職1年目と2年目の違いは何でしょうか?

ゆかさん:
わたしは基本的な仕事をまだ覚え切れていなくて、それに取り組みながら同時にたくさんの子どもたちと向き合っていくことが、とても難しいことだと感じています。頭では理解しているつもりだけれども、身体がついていかず臨機応変に動けていません。ふと周囲を見た時に、自分だけがスローモーションのようで、ついていけてないと感じる時があります。

数ヶ月経験して、ようやく1日の仕事の流れがわかってきたかなという段階です。いつもの動きにプラスして、何かアクシデントがあった時にも対応できるようになりたいけれど、その度に「どうすれば良いですか?」と先輩方に教えてもらうことが今は多いです。わたし以外の1歳児クラスの担当は、みなさん経験豊富なベテランで、わたしがどんなことを質問しても丁寧に教えてくれ、とても助けていただいています。 

さやさん:
自分が2年目になって感じるのは、去年と比べると心の余裕ができていることです。1年目は頭で考えているばかりで、子どもの行動も年間の流れも見えていなかったことが多くて、余裕がなくバタバタと焦ってばかりいました。2年目になってみると、大体のペースがつかめてきて、余裕もできてきました。自分の行動を落ちついて振り返れるようになって、ワンクッション置いてから考えられるようになりました。だから、ゆかさんも大丈夫だと思います!1年目のいまのうちにいろいろな経験をしておいた方が良いですよ(笑)

さやさん:
東香会でルーキープラスと呼ばれているおよそ入職2~5年目の保育士は、成瀬くりの家保育園ではわたしと同期1人、1年上の先輩の3人です。もう数年上に数名、さらに上になるとわたしたちにとっては親の世代に近いような方もいます。

先輩方だけでなく、わたしは同期にも相談してとても助けられています。新人研修で一緒だった東香会の他の施設の同期とは、普段顔を合わせる機会は少ないですが、たまに食事に出かけたりしてそれぞれの悩みを話すこともあります。施設横断の研修メンバーの中にも同期が2人いるので一緒に頑張ろうと励まし合っています。

ゆかさん:
0歳と1歳児クラスの部屋は隣同士なので、さやさんには頻繁に声をかけてもらっていて、その度に安心しています。たまに退勤時間が合うと帰り道が一緒なので、いろいろと話すことができて心の拠り所のような時間です。先日は2人で飲みに行くこともあり、いろいろと話せてリフレッシュできました。

ベテランの先輩方ともたくさんお話ししたいのですが、職員会議などでは連絡事項の伝達がメインなので、柔らかい内容や悩みを相談して良いものか迷うことがあります。

さやさん:
たしかに日々忙しい中では、漠然としたことやプライベートについては話す時間があまりないですね。わたしも1年目のころ、歓迎会や職員間のイベントで先輩方とゆっくりお話しできる機会はありましたが、緊張ばかりしてしまっていました。まずは、お茶をいれたりする時とか、日々のちょっとした合間にたわいもない話を一言二言交わすことから始めると良いと思います。同じ保育士として、女性として、悩みや将来のことをざっくばらんに相談できる場があると嬉しいですね。

今後どんな成長をしていきたいですか?

ゆかさん:
今私はご家庭へのお便りなど文章作りにも取り組んでいます。書いた原稿を先輩保育士にみてもらうと、まさにわたしが伝えたかったことがうまくまとまった文章が返ってきて驚きます。子どもたちの様子を文章にするとき、どうしても堅苦しい文章になってしまいがちなのですが、先輩の文章は自分には思いつかなかった言葉でとても柔らかく表現されていて、読んでいると楽しい雰囲気が伝わってきます。

日々の子どもたちの様子をお迎えの時間に合わせて掲示していますが、そのコメントも5月の時点では思うように書けていませんでした。最近になって先輩から「良くなってきたよ!」と言ってもらえ嬉しかったです。これからも他の保育士をお手本にしながら頑張っていきます。

さやさん:
わたしもベテランの保育士と比べて、「子どもたちへの引き出しの少なさ」を1年目の頃に痛感しました。2年目の現在でもまだまだです。

保護者とのコミュニケーションも経験年数の浅いわたしたちにとっては大きな課題です。毎朝の登園のタイミングで子どもの体調をお聞きすることは欠かしませんが、仕事などで急いでいる保護者の方を引き止めてまで、ゆっくりとお話するのはなかなか難しいです。少し余裕のある帰りの時間に声をかけるようにして、連絡ノートでも自分の言葉でしっかりと伝えるように心がけています。そういったことは1年、2年目と先輩保育士の様子を見ながら学んできました。先輩の中に際立って保護者とのコミュニケーションが自然で、子どもたちとの関わりにおいても引き出しが多い保育士がいて密かに憧れています。

ゆかさん:
わたしも多分、同じ先輩が頭に浮かびました。悩んでいるときにさっと声を掛けてくれたり、熱を出した子どもの保護者への連絡方法をアドバイスしてくれたりもしました。子どもたちとの距離も近く、同僚や保護者など誰ともフランクに話している姿はとても素敵です。わたしも周りが見渡せる保育士として成長していきたいです。


わたしの施設のお気に入りスポット
わたしのお気に入りの場所は「やまぐりの庭」です。2016年に増築された園舎に面している広い庭で、以前は住宅街の中の駐車場だったそうですが、現在では栗の木などが成長してきました。子どもたちが走り回れる丘もあって、ピクニック気分でお弁当を食べるのが楽しいです。(ゆかさん)

普段は地域イベントのために使われている部屋「あとりえりーず」の階段を上がった屋根裏部屋に「子ども図書館」があります。大人はしゃがまないと入れない、子どもだけの空間として楽しんでいるようです。(さやさん)