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リクルート体験談:6年間の幼稚園勤務を経て広島から上京 東香会の採用プロセスについてリアルな体験談

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2022/07/01

地元広島県の自分も子どもの頃に通っていた幼稚園に6年間勤め学年主任をしていたゆんさん。どんな想いがあって上京して東香会に転職したのか、どんなことに苦労したのか、東香会の採用プロセスについても話を聞きました。

プロフィール
ゆんさん 26歳(取材時)
2022年4月に東香会に既卒者(経験者)として入職
しぜんの国保育園(町田)で2歳児の保育を担当
趣味はDIYで、木工のカウンターを作ることやミシンも得意です。休日は東京めぐりをしていて、絵とことばがテーマの美術館 PLAY! MUSEUM(プレイミュージアム・立川)へ行けたことが特に嬉しかったです。


東香会に既卒で転職したきっかけを教えてください。

広島県の出身で短大を卒業してから、自分も卒園した地元の幼稚園で6年間働きました。1学年が100名を超える大きな幼稚園で、わたしは年少クラスを担当していて5年目からは学年主任を務めました。

しぜんの国保育園を知ったきっかけは、2019年にテレビで放送された美和さん(しぜんの国保育園 施設長 齋藤美和)が出演した「セブンルール」という社会で活躍する女性を取り上げる番組でした。

小学校に上がるための座学や作り物が中心の昔からのカリキュラムではなく、子どもたちがのびのびと得意としていることを伸ばしてあげる様子から新しい保育のスタイルが伝わってきました。録画した番組を何度も見返すほど興味を惹かれました。それは、「将来、自分の子どもをしぜんの国保育園に通わせたい」と思うほどでした。

高校生の頃にドイツに留学をして現地の保育園を見学する機会があり、そこで日本で自分が感じていたものとは違う「子ども中心の保育」を体験しました。いま思い返せば、そのドイツの雰囲気が しぜんの国保育園に似ていました。高校生の頃に感じた何かが、テレビ番組で掘り起こされ、26歳で実際にそこで保育士となり働くことになるとは不思議な体験です。

実際に、しぜんの国保育園に入ってみていかがでしたか?

子どもと関わっていく中で本質は変わらないことがもちろんありますが、これまで培ってきた6年間の経験を全てリセットしてゼロから学び直す気持ちで、しぜんの国保育園に入職しました。

一番初めに気付かされたのは、しぜんの国保育園の保育者は子どもに話しかけるときに大人同士が話すような小さなボリュームの声で話しかけていることです。前職の幼稚園では大きな声を張って話しかけることが当たり前だと思っていたので、小さな声でも子どもに通じることが新鮮な驚きでした。

その背景にあるのは、しぜんの国保育園では「対 ひと」ということがとても大切にされていて、子どもと大人が対等な関係であるからです。大人が大きな声でなくても子どもにはちゃんと伝わるという信頼が、大人と子どもの間にお互いにできています。それは、大人と大人の職員の間でも同じで、マネージャーや施設長の美和さんも自分に対して、対等な人として接してくれていることがすごく伝わってきます。しぜんの国保育園に入って本当に良かったなと感じます。

どんな就職活動をしましたか?

具体的に転職を思い立ったのは2021年夏でした。ネットを見ていて「東香会 オンライン就職説明会」があることを知って8月に開催された回に申し込みました。テレビでセブンルールを見て2年以上経っていましたが、紘良さんの本(東香会 理事長 齋藤 紘良「すべて、こども中心。」)も読んでいて、しぜんの国保育園のことが頭の中にずっと残っていました。

オンライン説明会は、東香会の事務方を担当している本部長の森田さんによる理念の話から始まり、運営する施設(町田、渋谷、世田谷、成瀬、相模原、山崎学童)の一つずつの特徴について説明を受けました。東香会が組織としてしっかりとしていて、それぞれの施設が繋がっているという印象を受けました。初めて知ったことが多かったので必死にメモをとりました。

わたしの参加したオンライン説明会の回には就職を希望する10名ほどの参加者がいて、新卒も既卒も一緒に混じっていて、後ろで赤ちゃんの声がするママさんもいたりして、参加者の幅が広いなと感じました。わたしも含め、みなさんも割と緊張していたと記憶しています。他の参加者から「しぜんの国保育園はハードルが高いというイメージがあり自分に務まるかわからない」というようなコメントがあって、「私もそうだな」と思って聞いていました。

これからオンライン説明会に参加する方に対しては「あまり緊張しなくても大丈夫だよ」とお伝えしたいです。わたしはオンライン説明会では緊張して質問できませんでしたが、後日に個別メールを送って質問に答えてもらえました。

オンライン説明会の後はどんなステップでしたか?

ホームページにはオンライン説明会のことしか記載されておらず、採用スケジュールがわからなかったのでドキドキしました。オンライン説明会の中で初めて、その後の具体的な採用過程のステップが発表されました。

わたしが就職活動をした2021年では、オンライン説明会から3週間後の9月上旬と下旬の2回に分けて「運営施設の見学会」が土曜日に開催されました。オンライン説明会に参加することが見学会に行くことができる条件でした。

自分の希望する施設を選んで見学することができ、わたしは5つ全ての見学を希望しました。1回目の見学会は町田・成瀬・相模原、2回目は渋谷・世田谷に行きました。それぞれの施設では時間ごとに見学説明会が予定されていて、わたしが参加した回は10人以上の見学者がいました。

コロナ禍だったので見学者が園舎に入れない施設もあり、町田のしぜんの国保育園でも施設を一通り見て園庭に移動して見学説明会という形式でした。そこでは、施設長の美和さん、森田さん、オンラインで保育マネージャーの栁澤さんにお話を伺いました。

見学会は平日開催もあったようで、わたしの場合は勤務があって参加できず、賑やかな平日の子どもや先生達の普段の様子が見られればもっと良かったかと思います。また、年齢の近い若い先生とのお話の機会があればもっと良かったですね。わたしの場合は上京して暮らすので、先輩方がどのような生活を過ごしているかについても生の声を聞きたかったです。

2021年9月はコロナ禍の真っ只中で、県外への移動もままならない状況で大変な思いをしました。当時の勤務先の幼稚園の仕事を終えてから、金曜日の夜に広島を出発して、重いスーツケースを引きずりながら上京して見学会に行きました。施設の移動ルートは園に提案してもらえましたが、東京の土地勘がなくて電車やバスの乗り継ぎには苦労しました。また、広島からの往復で毎回3万6千円以上掛かる交通費の負担も厳しかったですが、実際に園を見学してわかることや感じることも多く、他の見学者と施設間の移動の間に保育について語り合うことができたりもして、現在は同期になった仲間のみんなとのつながりもそこから続いています。

見学会の後は、いよいよ応募書類の提出や試験ですね。

2021年の場合、書類応募の締め切りは見学会からすぐの10月上旬でした。履歴書や職務経歴書と自己PRや課題などを送りました。試験は10月下旬の金曜日と土曜日の2日間でした。

試験会場は成瀬くりの家保育園で、当日の服装は自分らしい格好で来てくださいということだったのでスーツではありませんでした。ちなみにオンライン説明会も見学会もそうでした。

自分が希望する施設は、第一、第二、第三候補まで選んでエントリーすることができました。見学会でそれぞれの施設長と話したり、東香会のホームページに毎月配信されている保護者へのお便り「園だより」を読んだり、Instagramにアップされる写真を見て各園の特色の違いや雰囲気を掴んで希望を選びました。

試験では各施設長と理事長の紘良さんに向けて2分の自己PRをしました。他の受験者の発表も見ることができ、自分の街を紹介する人、楽器を演奏する人もいて面白かったです。わたしはパワーポイントを使って、「料理」「ものづくり」「写真を撮る」などの趣味を披露しました。6年間のキャリアは履歴書で伝わると思ったので、その場ではあえて話しませんでした。

いくつかのテーマについて考えを書く筆記試験や、その場で制作をして発表するというような課題もありました。

面接は2回に分かれていて、はじめは美和さんと成瀬・相模原・学童(山崎)の施設長と行いました。みなさん女性であたたかい感じで落ち着いて臨めましたが、2回目は理事長の紘良さん、渋谷・世田谷の施設長で、いわゆるシュッとした感じの面接の雰囲気だったのでドキドキしました。午前中には試験が全て終わりましたが、心を落ち着けるためにコーヒーを飲んでから帰りました。

そして、10月下旬に採用通知のメールが届きました!いま思い返せば、夏に東香会へのエントリーを志して、そこから内定をもらうまで怒涛の3ヶ月でした。


わたしの施設のお気に入りスポット
しぜんの国保育園の園舎はどこも好きなのですが、事務所2階にある職員休憩室の環境が良くて特に気に入っています。前職ではゆっくり休憩がとれませんでしたが、ここでは心を落ち着かせ身体を休めることができるので助かっています。たくさんの書籍も置いてあるので保育について考えをめぐらせる参考になっています。