
東香会の採用イベント「東香会で働くということ」
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2025/06/04
子どもたちと一緒に暮らす営みを大切にしている、東香会の保育のお仕事。実際にどのような想いで働いているのか、現場のリアルな声をお届けしたいという思いから、現役の保育士と園長によるオンライン座談会を開催しました。
今回登壇したのは、東京都町田市の「しぜんの国保育園」施設長 齋藤美和と、マネージャー、保育者。当日は、本部から法人概要についてのご説明のあと、入職したきっかけや保育現場でのエピソード、園の雰囲気について、率直に語りました。この記事では、その座談会の一部を抜粋してご紹介いたします。
齋藤美和(以下、美和):
しぜんの国保育園は基本的に子どもも大人も呼ばれたい名前で呼ばれています。今日もいつもの呼び方でお話ししていきます。
まず、東香会で働くことになったきっかけについて。私は編集者という別の仕事を経て、結婚を機に「保育」と出会ったのですが、お二人はいかがでしょうか。
保育者・マネージャー 葵(以下、葵):
私は地元の幼稚園で7,8年勤め、東京に行ってみたいと思い東京の園をいろいろ探していました。
東香会・しぜんの国保育園との出会いは、深夜にテレビに美和さんが映って(セブンルール/2019年)、なんだろう面白そうだなと思ったのが最初のきっかけでした。そこから見学会に申し込んで、その時に他の東京のいろんな園を見学したのですが、しぜんの国に惹かれる部分があったので、やっぱり見学に来てみると雰囲気がよく分かるなと思いました。
保育者 華子(以下、華子):
私は新卒で入職しました。大学4年生の就職の時期に就職センターに行くと、お給料や福利厚生、理念などが書かれた広辞苑くらいの冊子があって、みんなそこを毎日めくって探していましたが、自分はどうもそこに気持ちが入らなくて。そんな時に、友達が東香会を教えてくれて、ちょうど見学会を開催していたので行ってみました。やはり紙面だけでは分からないことも、足を踏み入れて自分で納得・安心して入職できたと思っています。
美和:
実際に来てみて印象変わったことはありましたか?
葵:
見学の時のことで今でも鮮明に覚えているのは、園庭で子どもに「はい」と渡されたカップの中にダンゴムシがいっぱい入っていたこと(笑)子どもたちも、働いている大人も幸せそうだと感じました。子どもたち一人一人が大切にされていて、大人同士もそれを大切に感じ合っているのが伝わってきて、印象に残りました。
華子:
私は最初は建物がいいな、楽しそうだなと思いました。実際に楽しいことが起こっていないと、そう感じないだろうなと思って。私はすごくビビッときてしまって、すごく場の雰囲気や印象、空気感や肌触りみたいなものが良かったです。
美和:
私もこの場所で子どもだけではなく保護者も保育者も幸せになれるような雰囲気がすごくあるといいなと思うし、保育の風景がそういうものであるようにと願いながら保育をしてきたので、すごく嬉しいです。
しぜんの国の保育は、今あるアイデアをみんなで持ち寄って作っていくので、常に変化していると思います。私としては、面白くなっていってると感じますが、どう見えますか?
葵:
何かあった時も話し合える土壌というか、そういう風土があると感じています。自分一人で考えることももちろん大事だけど、そこでじっくり考えたことを持ち寄って伝え合うことで生まれていくものがあると思っていて。こう思った、そうだよね、実はこうなんじゃない?とか、新たな視点から見えてきたり変化していったり。毎年決まってこうしますと一つの視点から捉えるのではなくて、いろんな視点が混ざり合ってそこで生まれて、また新たに変わっていくのが大切だと思うし、それにはやっぱり労力も必要だと思います。
華子:
私が常に感じているのが、違うということが許されるというか、面白がってくれるところ。私は声が小さくて、私の想像してた保育者は、いい声のイメージだったので、声が通らないことで1年目から悩んでいて、なかなか現場でもうまくいかないことがずっと続いていた時に、美和さんから「声が小さい人でもいいよ、保育園はいろんな人がいるから面白いし、楽しいところなんだよ」と言葉をかけてもらって、とても体が緩みました。その言葉が支えになっています。
美和:
事前アンケートで「どんなふうな人と働きたいですか」と質問をいただいていますが、違いがあって面白い、持ち味を集めながら作っていく集団や関係性が私は好きで。持ち味をどう生かし合うか。面白さを混ぜて、大人も子どもも持ち味が絶対あるので、混ざり合っていく。それは、澄んだスープじゃなくて、お味噌汁みたいな感じのもの・・・、その感じが、東香会・しぜんの国だったりするのかなと思いました。
その他にいただいた質問は、動画内でお答えしています。
・栄養士の採用の予定人数・実技試験について
・残業時間平均どれぐらいですか
・宿舎借り上げ制度について
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※対象:2026年4月より東香会で働くことを検討されている方
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今後も夏頃に採用イベントを開催予定です。
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昨年(2024年度)の就職イベントレポート
過去には保育統括理事の青山誠が「東香会で働くと良い8つのこと」をテーマに説明会を実施しています。昨年掲載されたレポート記事をご案内させていただきます。もしよろしければこちらもご覧ください。
「東香会で働くと良い8つのこと」入職希望者向けオンライン説明会レポート