あたたかい食事で、ホッとひといき「しぜんの国食堂」
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2022/11/17
東香会が運営する東京・町田のしぜんの国保育園敷地内にある「きゅうえんしゃ(旧園舎)」では、月に一度(毎月第2火曜日)の夜に地域の子どもたちと家族に向けて「しぜんの国食堂」を開いています。
改装で新しくなったキッチンでの調理は、ボランティアさんにご協力いただいています。みなさん、保育施設などでの調理経験が豊富なので、役割ごとに手際良く料理ができあがっていく光景は圧巻です。食材は地域のお店や農家さん、フードバンクからのご提供に支えられています。
11月8日に開催された第2回目の「しぜんの国食堂」のメニューはこちら。
手作りふりかけごはん/熊本だんご汁/鶏肉の竜田揚げ/マカロニサラダ/小さなスイートポテト
今回のメニューは、ボランティアさんたちとの会合で、自分たちの「食の思い出」を語り合った中からヒントを得て考えられました。
ちなみに「熊本だんご汁」は、あるボランティアさんが故郷でよくお母さんに作ってもらったという料理で、地元では「だご汁」と呼ばれ、小麦粉を水で練った後に寝かせ団子状にちぎったものを、たくさんの野菜と煮込んだ汁ものです。「鶏肉の竜田揚げ」は、子どもの頃に大好きで「唐揚げ」だと思い込んでいたものが実は「竜田揚げ」だったという勘違いエピソードから、その味の再現を目指して採用されました。
夜のオープンに向けて、昼過ぎから準備と調理を進めていきます。
スイートポテトは食べやすいサイズに。
おいしく焼き上がりました。
開催日は毎月第2火曜日、詳細はインスタグラムで告知していますので、チェックしてみてください。みなさまのお越しをお待ちしています。
https://www.instagram.com/smallvillage_kyuensha/
キッチン担当からのメッセージ
慌ただしい毎日の中で、たまにはゆったりとご家族で夕食を楽しんでもらえると嬉しいです。小学生・中学生の一人利用も大歓迎です。季節感のあるあたたかい食事がご提供できるように、子どもや家族が大好きなボランティアさんが、食事も食堂の場も作っています。顔をみて「ごちそうさま」「今日の○○がおいしかったよ!」「作り方を教えて!」など、お声かけいただけるととても嬉しいです。ボランティア全員で共有して、次の食堂へのアイデアとしていきます。
活動に賛同いただける企業や団体のみなさまへ
おかげさまで多くの方々に調理をお手伝いいただいていて、個人ボランティアの人数は現在足りています。一方、食材や調味料についてはご賛同いただける個人商店や生産者のみなさまのご協力を求めています。特に、肉や魚、野菜などフレッシュなもの、パスタや油などの調味料、食文化を伝えるためのだしや乾物を必要としています。また、子どもたちのお楽しみに持ち帰りできるようなジュースやお菓子も嬉しいです。ぜひ、こちらからご連絡ください。お打ち合わせに伺わせていただきます。
お問い合わせ 社会福祉法人東香会 042-794-6675 toukoukai@toukoukai.org